一本目を東(左)に折れるとすぐ右側に
おでんやさんがある。
「光洋」という。
八重ちゃんがひとりできりもりする。
大きなおでんなべが店の真中にあって、
それを囲むようにカウンターがある。
それだけ。
しょっちゅう行っているわけではないけど、
八重ちゃんが覚えていてくれて、何も言わなくてもまず
「ようにつかった」がんもどきを出してくれる。
はずやのに、そのがんもどき、製造中止らしい。
飲み会とかで親しくなって、
「このひとやったら「光洋」のよさ、
わかってくれるよな?」
と思って誘うと、
「なにいよん、よう知っとうわよ」
ということが多い。
おでんはもちろん、お通しの大根の漬物もおいしい。
スジも卵も大根もこんにゃくもきんちゃくも、
もちろん練り物も・・・。
季節です。
赤いちょうちんが目印。
おいしくおでんや焼酎やお酒をひとしきりいただいたら、
「八重ちゃん歌(うと)て!」
と言ってみましょう。
これまた感動のひとときです。