2004年05月14日

表具屋さんの倉庫を

初めてのぞいた。

無数の障子が立てかけられている。
すでに和紙が張られて、行き先のメモのついた新品、
張替えのために洗っておいてあるもの。
張り替えられて、元の家に運ばれる寸前のもの。

家に納まった状態ではあくまで脇役の感じだが、
いろんな状態のさまざまなデザインの障子が
整然と並ぶさまは、なんやら障子どうしが

「おまえんとこどんなんな?」
「破られてばっかりじゃわよ」

とか、会話しそうなほど、
いきものの感じがするから不思議。





posted by uch at 18:52| ☀ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする