見せてもらいに行ってきた。
長く大阪でゼネコンを経営していて
鉄筋コンクリートと重量鉄骨の建物しか
したことが無かった社長、震災を機に
木造住宅に目覚めました。
大工さんは、みんな社員。
毎年新卒を鹿児島の訓練校からつれてくる。
「大工をちゃんとしてやらないと現場なんて
うまくいかへん。大工が最高の営業マンや」
が口癖。
この名張の家の棟梁は二十歳です。
日向建設は基本的に鹿児島の杉を使っています。
建主が倉庫にしまっていた屋久杉を
板にしたもの。錦織のようです。
壁は屋久杉、カウンターは楠、鉢は信楽焼!
高さ7mの欅が植わる予定の庭。
「隣との塀には水をながすんや!」
と、井戸も掘ってあります。
感心したのは風通しのよさ。
「客間以外はクーラーつけたらあかんで!」
社長の言うことを聞いてつけずにいる建主もすごい。
このクソ暑い日に涼しくて気持ちいいんですから
当然ですが。