2004年07月17日

名張まで

大阪の日向建設が建てた家を
見せてもらいに行ってきた。

長く大阪でゼネコンを経営していて
鉄筋コンクリートと重量鉄骨の建物しか
したことが無かった社長、震災を機に
木造住宅に目覚めました。

大工さんは、みんな社員。
毎年新卒を鹿児島の訓練校からつれてくる。
「大工をちゃんとしてやらないと現場なんて
うまくいかへん。大工が最高の営業マンや」
が口癖。

この名張の家の棟梁は二十歳です。

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日向建設は基本的に鹿児島の杉を使っています。
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建主が倉庫にしまっていた屋久杉を
板にしたもの。錦織のようです。
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壁は屋久杉、カウンターは楠、鉢は信楽焼!
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高さ7mの欅が植わる予定の庭。
「隣との塀には水をながすんや!」
と、井戸も掘ってあります。

感心したのは風通しのよさ。
「客間以外はクーラーつけたらあかんで!」
社長の言うことを聞いてつけずにいる建主もすごい。
このクソ暑い日に涼しくて気持ちいいんですから
当然ですが。

posted by uch at 08:43| ☁ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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