電気消してみた。
イギリスの友人がつくってくれた
ろうそく立てとか、買ってあったろうそくとか
いっぱいつけて過ごした。
十数年前の旅行中、いろんな国で、
そこでできた友人たちと食事したり飲んだりするときは、
どこでもろうそくが多かった。
びゅんっとあの頃の感じを思い出す。
テーブルのむこうにいろんな顔が浮かぶ。
闇と闇はつながっている。時間を越えて。
闇って怖い。内省的になりすぎるからか。
それが怖いから照明を明るくする。
毎日をただやり過ごすために。
たまにやると暗さの深さや心地よさを
思い出してええわ。