朝から晩まで飲んでいるので、
その合間合間にちょこちょこ読むのに
METALLION 20を用意していた。
日本でいまや唯一、海外でも読者の多い
ヘヴィメタル+ハードロック雑誌「BURRN!」の別冊である。
ちょっと前に本屋のレジでおし頂くように受け取ってからもう
そばに置いておくだけで「幸せ」に浸り続けていた。
Ritchie Blackmore special号なんですこれ。
「BURRN!」編集長が、60年代から活躍し続けている
リッチーの歴史を、総合的に検証しようと1994年からずっと
溜めてきていた関係者との回顧インタビューを時系列で延々と並べてある。
リッチー本人のはその都度「BURRN!」誌でリアルタイムで読んでいたので
箸やすめだったけど、グレンヒューズのとポールロジャースのがなんか
「お初」という感じで楽しめたなあ。
年末の「振り返り」系の番組で出てくるいろんなバンドや歌手の
「過去もの」感とは全然違う、中古CD屋さんで、ジャンク
コーナーに追いやられているほんの二三年前に全盛だった「消えた」
人達と全然違う、こういう、リッチーのような、現役でずっと一線で、
しかもただの自分のコピーでなくて、昔やったものも
「噛み締められる、味が出る」ようなものがつくれる何かに
我々もなりたい。と思う。
新年。