「輝」という字がある名前にはどうしても親近感がある。
・・・それはいいとして。
先週の「人形梁」の実験には、三好の宮大工中山さんにも、
時間的な事情があったりして関わっていただいた。
works欄のcoffee houseでも、諸事情から上具から上は
三好に材を送って中山さんたちに加工してもらった経緯があって、
山口組と中山組(中山建設の方達)のあいだには、なんか義兄弟的な
「流れ」がある。(と、いつも無理ばかり言う設計者は勝手に思っている)
夕方、中山さんとそのお弟子さんたちと一緒に、
風待ちの丘の現場に行くと、山口組のみんなは本日の仕事の片付け中。
中山棟梁はお弟子さん達にいろいろ解説してくれている。
山口組の大工さんたちがそれぞれに帰ったあと、
山口棟梁、中山棟梁、不肖私、三人がなんやら無言で並んで
建ちあがった建築を眺めている。
うれしい。