2005年04月27日

中山棟梁が

屋根を改修中の津田寺。

四十年前の合掌の洋小屋に、
二十年前の改修では屋根に反りを持たせるために
束を立てて垂木を流してあった。

今回、ハネ木を入れて、さらに持ち上げて
お寺らしい屋根になった。

050427.JPG
という経緯が見てわかるこの瞬間。
ルーフィング張ったらもう見えない。

こういうのは面白いなあと思う。
ローマの遺跡なんか、あの崩れた
遺跡の何ともいえない感じ、設計者は
思い浮かべもしてないはず。

その、なんか予期せぬ状態を見ることができると
「あー眼福眼福!」と思う。


posted by uch at 20:00| ☀ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする