2005年05月12日

土佐派の重鎮

山本長水先生が先日の高知新聞に寄稿されていた。
これを読んで即「龍馬が生まれた町記念館」に走った
わけですが・・。

序文に・・・

雨が降って湿っぽい時、
張り詰めた障子やふすまの和紙が緩みます。

音の響きが鈍くなり、障子やふすまを引く音が変わります。

緩むことで何とも言えない安らぎの雰囲気が
空気を満たすようになります。

これこそ湿気の文化そのものという感じがします。



建築家も、いい仕事と齢を重ねればこんなふうに本当の
達人になって、もう「家の精」とかまで見えよんだろうか・・。

何回読んでも胃の下の辺りが
なんか興奮します。
posted by uch at 19:20| ☔ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする