ニタコンサルタントの杉本氏を
お招きして「津波」の勉強会。
前回建築士会の勉強会に参加して
「これはもっとようけの人に・・」と思ったのがきっかけ。
あの時と同様、
研究データ、予想水深などの説明が続くはじめの方は
「大げさに言いすぎ」的な空気が少し感じられたが、
スマトラでのビデオがいくつか紹介されるとシーンとなって、
地震後10数分で津波が到達する県南での取り組みが
紹介されると、みんなが津波のおそろしさ、身近さを
共有し始める空気になってきた。
さすがにベテラン設計者がそろうJIA、
「避難経路を確保することの重要さと、地域に培われた町並みや
近所付き合い、長年かけて形成されてきた文化の重みとは単純に
比較できない。」
という視点での話が続いた。
杉本さんのされていることのすごさ、地震や津波への
備えの意味なんかを、みんなで理解し始めるその場の空気、
話し合おうという気持ちにみんながどんどんなっていく感じ、
これは一度話を聞いてみないとわからないので、数人でも
いいから人を集めて杉本さんに来てもらって講習会を
開くことをお勧めします。
「みんなこんなにあつうなっとるけどな、またすぐ忘れるんよ。」
やいう照れ交じりの「締め」もT先生からでましたが、
この、杉本氏の話、簡単には消えないので心配ないです。
みんなで心の中に共有することが大事と思います。