たまに古本屋さんものぞく。
CDも本も
「おー!探しとったんよこれ!」とか、
「あーこんなんあるんじゃ!知らんかったなあー」
というのを見つけると、
「ほうかここでこうやって待っとったんじゃわいを」
と感動する。新品で誰かに買われて捨てられて(売られて)
打ちひしがれていたけど、この日が来るのを待っとったんやな。
とか思う。・・・中古には妙に思い入れがある。
公民館とかで「昔のこの街」的な写真が飾ってあると
なぜか食い入るように見てしまう。
「この人まだ生きてるかな」とか
「ばあちゃんのお母さんくらいの頃か?」とか
何重にも楽しめて、昔の写真を見るのはほんま好き。
「おーーこんなんあるんじゃ!!」と
昨日「モウラ」で入手。
写真集 徳島の100年 徳島新聞社
ちなみにこの写真は私が生まれた昭和38年の
新町橋近辺。川の上に人家が張り出して並び、
雑然としかしなにやらはちきれそうなパワー。
看板の見える丸福旅館や南電気っていまもあるなあ。
ちびちびやりもっての至福のひととき。
橋の上を眉山に向かって歩幅大きく歩く男性。
これからの人生にどんな夢持っとったんだろう。
わいの父親くらいの年かな。
親父だったりして・・。
しばらく楽しめるなあこれ。