2006年11月16日

奈良ツアー

行くまで知らなかった「元興寺」。

飛鳥の地から移ってきた寺の、盛衰の末に
かろうじて現在まで生き延びた建築群。


061115正面.JPG

古代の装飾的建築の要素をシンプルにデザイン
しなおしたネオクラシシズム(かな)あたりの建築のような
しゃれっ気を感じる「極楽坊」。

なんとなく感じた違和感は、普通は柱間奇数にして
真ん中は開けるところを偶数間で真正面にどーんと
柱がたっているせいでした。法隆寺の中門とおんなじ。
あちらはいろんな説があるけどこちらは僧房を仏堂に
改装した為のようです。

たしかにもと壁があったらしい貫あとだらけの柱が。
一箇所、どう考えてもあるべき柱がなかったり・・

これは、本尊の回りを巡って祈る作法上の関係か?

すこしだけ縋っている破風、短すぎる軒の出(柱濡れまくりで
生な色してます。)で、よけいなんかモダンに見えます。


これと、奥の禅室の一部に、「行基瓦」が使われています。

061115行基瓦.JPG

飛鳥の地から持ってきたもの、つまり1400年も前の・・
これが橙色や土色の暖色のmのが混じって、なんとも豊か。
屋根が全てこんな彩色の瓦で葺かれた伽藍、町並み、
想像するだけで笑顔になるなあ。

今の丸瓦はつるっとラインが通りますがこれは重ね部分が
厚みだけ段差がついて、形的にもより立体感があります。



いたるところに大仏様のデザインが。

061115唐戸.JPG

これは唐戸の軸受け部分。



「小子房」と呼ばれる、元厨房で、微笑みつつたたずむ・・

061115野々瀬さん.JPG

JIA四国支部長野々瀬さん・・・
しぶいなあ、年齢やなあ、似合うなあ・・



その眺める庭の石の上に



061115像.JPG

こんな神さんが(神さんでしょうね・・)

つづく・・・











posted by uch at 10:53| ☁| Comment(3) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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