北灘粟田の長寿寺。
サラシがつながってますねー。
ちゃんと。(ちゃんと?)
祐信さんのお誘いで、「ついに見た!これが行道だ!!」
えー、まずは、
廻り始める前。ご本尊さんの周りを囲むように
座って読経。
なんかもぞもぞし始めたな?と思っていると・・
(これ、足のシビレ調整時間と見た。ちゃうかな)
立ち上がってしばらくして、
おお、右回りに歩き始めました!
若いお坊さんの先導があって(ソロね)、
それにみんながかぶっていって、
「なんやらかんやらーーーーっさい!!」で、
本尊向いていたお坊さんが全員左向いて、
全員で読経しながら廻り始める。
これを何度もくりかえすんです。
正面からの図。金刺繍も華やかに荘厳に廻ります。
最後のほうが見られなくて、でもまた次へ楽しみが続いて
うれしいです。
なんか、ハードロックに通じる様式美感じたなあ。
もっと鳴り物もほしいなあ。太鼓関係と「しゃらーーん!!」となる
きらびやかな「かね」かなんか。なんかの合図で足を全員で
「どん!」と踏み鳴らしたり・・
神事としての上棟式は、あるんよな。そういうノリが。
「どすんどすん!」という、踊りだしたくなる高揚。
こういう盛り上げって、新たに付け加えても
ええんとちゃんだろか。「儀式」も、ずーっといろいろなものが
変わり続けてきたんだろうし、「キープ」だけじゃなくて
「クリエイト」したいなあ仏の世界も。外から見ると。
境内の鐘楼。
美しい!完全に扇な垂木。
建築じゃなくて生き物に昇華してます。
「なんかこの谷、奥のほうになんかあるぞー引力あるぞー」
と、「め」にいいながら奥へ・・・
これか・・・
鶴じゃ鶴じゃ!
山の神が下りてきて、海の神が上がってきて
浜辺に土俵があって。そこで二つの神が出会う。
土俵入りの型も二つの神の象徴だったっけ。雲竜と不知火。
えーと、不知火の鶴が海から山にきて、山の神さんとこで
ひっそり養生中か。目が悪くて。
ほっほー。きまりましたね、葛城神社。