みんな「今こっていること」で少ししゃべれとのこと。
またそんなこと言う・・・。
最年長富田先生からはじまって、ということは設計者中
最後から二番目。長いなー待ち時間。
「ドキドキしてきたらワインを一杯」のペースで緊張を紛らわし、
どうにかしゃべれる程度の酩酊状態をつくる。
今、というかやっぱりずーっとこっているのはギターで、特に
バンドをしてない間もオークションで面白そうなの入手したり
改造したりはしてたけど、先日の「シンリジーライブで使った
ギター」の話をすることに。
来月竣工の「古色のいえ」のご主人から、昨年秋に
「これほっとくのもったいないし弾いてくれるで?」と
チェリーサンバーストのレスポールを渡される。本物ギブソン!
長年ケースで眠っていたものらしい。ところで自分のメイン
ギターは、高校一年生のときに買った日本製のゴールドトップ。
最初そのチェリー君弾いたときは「うわなんかごつごつ
しとうなあ弾きづらいかもなあ」思ってました。
が、スタジオに持ち込んで弾いているうちになんか音も
どんどん良くなってくる感じやし「いけるかなあ」思い始め。
ライブの前日、「弦切れたときのためにスペアいるよな?」
となって久々に自分のゴールドトップ引っ張り出す。愕然。
「え?これおもちゃっぽい!」あんなに好きだったゴールド君、
いきなりみすぼらしく見えてしまった。
・・・本物は本物やなあ。
建材も正面から本物ちゃんとすすめられるまっとうな
設計者にならねばと、ギターで学んだのでありました。
なんか見た目からもう「ええ感じ」に脱皮してるし。
最初の頃に比べて。
夕べ打合せでオーナーにその話したら、「あげんよ!」と
何度も釘を刺され・・・
ああ、本物欲しい。本物、ほんで調教したい。
混迷を極めるクルマ問題にも一石でしたこれは。