内陣の天井の張替え相談。中山棟梁とともに。
葉牡丹です
おお、美しい！下地の秋田杉も。
朱色の縁取りが入る予定です。
全体配置図。
ここにこれを入れるからこっちのんはこうなるけん
えーと、あれとこれとで対にこう対峙して・・・とか
「抜き差しならない」ところまで詰めてある。
格天井の杉板は市松になるように板の目の方向を
互い違いに配置するので、いよいよ容易に入替える
こともできなくなってます。（ＵやＣにみえるのが
その向き）
段取りしてくださった大工さんが亡くなられて
我々に完成依頼が来たわけですが、老大工さんの意図が
今となっては分からない部分があります。
格から言うと「折り上げ」たい。しかし、想定されている
９０枚をびっしり使うと折り上げしろが足りない。
でも間引くことは上記の理由でほんまに難しい。
これは楽しい。
左：中山棟梁
右：長谷寺住職 祐信さん（ＪＩＡの評議委員！）
右奥：画伯（題材の「生きてる」感描いてしまうすごい画伯）
その奥：画伯の姉メグさん
