高専の「景観工学」。
どんな授業するか説明してから、学生の一人が
「先生、名前なんていうんですかー」やて。
しょっぱなからなんちゅう・・・
最初の授業は恒例(ったって二年目ですが)、
外郭だけの図面渡して、「高専構内を紙上に再現してみよう」
です。ビジュアル記憶、空間記憶力はほんま個人差あります。
「再現したい欲」にも。
思い出せるだけ描いてから外へ。記憶のハザマをうめに。
時間余りそう(一回三時間あるんんです)だったので、
これも去年に続き「アイソメテスト」をちょびっと。
これはみんな燃えてました。
平面と、立面2面、合せて三面から、立体を描き出しなさい
というもの。これはより極端に3D感覚の具合がわかる。
突出した学生が一人、去年もおったけど今年もおりました。
「わかってしまう」「脳で像を結べてしまう」学生が。
「構内再現」にくらべてこの熱気はなんなんでしょう。
立体を考えるって脳も体も刺激するんやなあ。
なんかみんなが
「自分で分かりたい」「知りたい」
素直に自分の空間力のなさを認めてくやしがる。
「先生言わんとって!」
「あー自分で答えだす!」いうて。
あ、そうなんよ。楽しいけんやんりょんで自分も。
立体を考える。平面から立体を思考する。その空間を
体験する。使ってもらう。つーのが建築でー。
ええシゴトじゃー
来週は手とハサミと紙つこて現物作るじょー。
これがまた活性化するでよおまはんらのアタマ!!
授業でも言うたけど、「建設システム」選んだということは
小学校の頃「図画工作」好きで、いやもっとこんまいとき
落書きや粘土遊びやら好きだったはずなんよ。
学校教育のなかでの「お仕着せモノヅクリ」で忘れさせられた
そこら辺思い出させたるけんなー