2007年07月03日

行ってみたかった

070703岡本太郎.JPG
岡本太郎が実際に創作していた家。

自分自身の懐かしい時間もそこに同時に流れているような
不思議な感じがしました。なんか。

タナカカツキ氏と岡本太郎のコラボ。
これは見入ってしまいました。岡本太郎が描きかけた、
人がふたり寝そべっているほぼ真っ白なキャンパスに、
直接タナカ氏の映像が投影されて流されている。

不思議じゃーこんな体験は初めてです。

なんかあっち行ったりこっち行ったり歩いたりおどったりする
人のカタチ、最後のほうにこっちに近づいたと思ったら顔がある。
岡本太郎に見える。ものすごく怖い。ほんま怖い。あちらの世界
から笑いかけてくるようで引き込まれそうになる。

売店でタナカ氏の「オッス!トン子ちゃん」
という漫画、思わず買ってきた。

岡本太郎にまつわる人たちってアツクルシイ。
なんか巨大にアツクルシイなあ。


その岡本太郎と、大阪万博お祭り広場でコラボした
丹下健三の代々木の体育館見にいく。



070703代々木.JPG
ほんまもんは力強いです。


その後青山あたりを歩き回ると、かつての80〜90年代流行建築は
ことごとく姿を消して、それより前の「フロムファースト」とか
「ヨックモック」とかが存在感を新たに大きくしてました。

もう空港向かおうかなとも一瞬思いつつ、元気振り絞って
丹下健三の「東京カテドラル」へ。

よかったなあ。行って。


070703カテドラル.JPG
改修中ではあったけど、全然問題なし。

なんというか、「流れ」と切れたような建築が多い中、
例えば自分はこれからどこを行くのか、どういうふうに
何を参照していくのか、いっつも考えることやけど、

自分しかできんもんというのを探す旅でないと意味ないよなと
思うなあ。こないだの「かたつむり山荘」からよけいに。










posted by uch at 19:08| ☔| Comment(4) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする