こういう突き出し戸。
突き出して庇状になった、その先の景色まで中に
取り込んだ感じになるのがおもしろい。ガラス一枚では
決して発生しない窓廻りの豊かさ。
対になるとまた面白さが増す。
格子が入ると、その「あいだ」にもうひとつなにか生まれる。
こういう「狭間」(鉄砲や弓の為の穴)も、どこのお城行っても
見入ってしまうなあ。この、壁のこっちと向こうで厚さが変わる
かんじが好きで、ついいろんなところナナメにしてしまったりする。
松山城・・・
サイズも構成も全然違うけど、
「高知城」のほうがなぜか親しみ感じます。