よかった。達成感あります。
きてくださった方々ありがとうございました。
で、仕事モードに戻る。
去年から、いろんなものの値上がりもあって、実施設計後の
見積結果が予想金額をはるかに越えるものが続いていた。
当然再設計になるわけで、設計を2回ずつやっている感じに
なってしまっていた。
「一粒で二度おいしい」
的な倒錯した設計者としてのうれしさはともかく、スタッフに
重荷になるしもちろん経営的にも無駄ばかりであることは疑いない。
鉄骨で実施設計まで完成してからもう一度木造にやり変えたのも
二つ。構造設計料からして倍ですがな。
そんななか、元の設計が出来たときに「あ、もうこれしかない」
「抜き差しならンよなこれは」と、思っていたものが、贅肉を
そいでそいでそぎまくって骨格だけ残ったようなことになっても、
その、「根本はのこっとるでないで。」というのを続けて経験すると・・・。
というか残らないと元設計の意味が無いので残らんとあかんのですが、ほんまに必要な要素だけで構成される、
「内野設計的にええもん」を、
言葉は悪いけど効率的に作っていかなければと、
思うわけであります。
本来設計者が普通に出来ねばならないことに気がついただけなのかも
知れませんが。