京都、翌日はなんぼ乗っても定額のバスカードと徒歩で
いろいろ。
まず銀閣から哲学の道
あら?
なんと大修理中・・・
皮一枚下の屋根のそりの下地づくりの苦労が見えて
かえって面白かった。
しかしやはり飛鳥、奈良モノにくらべ「皮一枚」という
感じがする。構造と意匠(装飾)の境界がはっきりして。
前時代の「構造美」「筋肉美」とはちがうなあ。
庭がよかったです。ええタイミングでした。
これは銀閣前の通りにあった塀
ペリー来航の二年前にできた蔵の。
えらい存在感があってつい。(つい?)
次は哲学の道。
えらい観光化しているとはいえこの小径はええです。
おお?
おっきな緋鯉が。
真鯉はさらに大きく川底でお腹擦ってる感じのもおりました。
「哲学の道」から見下ろす位置にある皇族のお墓。
外周はただの白壁なのに、
内側は(たぶん瓦の)「横線」と「円」がしゅーーっとめぐって、
永遠とか時空とか死生観とか、たぶん中から見ると当時は
空と山しか見えず、じっとしてると走馬灯みたいにこの
壁が自分と墓の周りをゆっくりとまわりだすような不思議な
感じがしたんだろなあと、というかそんなこと考えて作者は
デザインしたんだろうなあと見入ってしまった。
さてさて京都といえば私は東寺と三十三間堂。
なんやら由緒にくわしいとか建築研究したとかそんなんでなしに
ふーっと引き寄せられます。
南側
無数の仏像が並ぶ側、北側。
障子越しの「北の」光の中の、人間を現実感から引き離す
1001体の千手観音。
脇から観音さまの足元、三十三間の距離を見通す。
そこの空気は何百年まえのそのままの空気かもしれん。
ここは三十三間堂です。(そんな感じです)
通し矢が行われる方の縁側。
射る側から見ると、柱もひじきも斗も鉄板で武装しています。
それでも鉄板に無数の穴が。
帰りの車から、ライトアップされた東寺の塔をみて左折、
1号線を南下して高速へ。この塔を見て「ああ京都へ来た」
と思い、帰りは「また来たいなあ」と塔を見て思う。
今度はまた奈良行きたいなあ。一泊して。
主に建築見てまわるツアーしましょか。ゆっくり。みなさん。
posted by uch at 00:00| ☔|
Comment(3)
|
|