花形の(つもりの)ブロック
単体だと、青海波に見えたり、松にみえたりするこれ
こうすると花になるんやけど、いつ見ても釈然とせんなあ。
どうしても真ん中に横線が二本はいるよな。当たり前やけど。
でもこれを花やというとるわけですね(いうてないかな)
建物を立方体にしたいけど、壁の厚さと天井の懐の
寸法は同じにはならないので純粋立方体はできない。
という当たり前のことにいきあたって、それでも外見は
立方体にする。磯崎新が昔なんかで書いてましたが、
「キモチと実物はちがうけどそのつもりでやる」ときに、それを
「こだわってますねー」と評価するのか
「ふつうにしよだ、そこは」と思うのか、
設計してるといつもそんなことぐるぐるしてしまいます。
街でそんなこと関係なくこのブロックみたいに「これでええでえ」
というのを見ると、「そうよなあ」とも思うし。