十数年ぶり。
いまはマケドニアとして国になっている、
当時ユーゴスラビア、スコーピエの街から。
横浜からのフェリー〜シベリア鉄道でスタートした
一年近いバックパック放浪の終盤、ほんまは終盤では
なくてそこからトルコに渡ってアジアを陸路もっともっと
ながいこと旅は続くはずだったけど、湾岸戦争で足止め。
ドイツで知り合っていた画家のAzoの家に泊めてもらって
「終わらんかなあ」と思いながら地元の芸術家たち
(戦争直前でみな無職)とひがなカフェでお茶飲んだり
散策したり、飲んだりの毎日。
Azoのお母さんの手料理と地元のワインと、きっつい
ウオッカ系のんと・・・ほんまようしてもらいました。
そのお母さんから、
「冬になるとおまはんら思い出すけど元気にしようで?」と。
こんな街。
旅に出てしばらくはけっこうカラーでいろいろ建築ばっかり
撮って、「下調べの確認記録」みたいやったけどこのころになると
ほとんど写真なし。スケッチ描いたり「ぐっとくる」モンだけ
白黒で撮るくらいになってます。
日中でも霧の日が多く、夜は濃霧でほんま前が見えない街。
彼ら自身も前が見えない日々、不思議な一ヶ月だったなあ。
手紙書こや。
・・・ところで・・・
なんなこうするんかーもっとはよやってみたらよかった
写真を拡大できるようにする方法。
サムネイルってこういうことなん。
これええでえ(遅