2008年08月30日

日も暮れて

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ライトアップされた庭園を散策して




外へ


後楽園と市街地を結ぶ橋の欄干がなんや等間隔に光っとう。

しばらく歩いてなんか切り絵みたいなモノにきづく。
「あれ?これって」とみんなで渡りはじめに駆け戻って、






つい声が出る。


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むかしむかしあるところに
おじいさんとおばあさんが住んでいました。



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おじいさんは山へしばかりに・・・



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おばあさんは川へ洗濯に・・・



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でかっ!



080830家へ.jpg
んまそやねえ



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へっ!?



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あっちゅまに



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退治してくるけん!



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くるんだったらやらんでもない



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おまはんもな(猿撮り忘れた・・)



080830征伐してくれる!.jpg
ごるあー!



080830やっつけてしまいま.jpg
これくらいにしといたらぁ



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ようけもってもんたでよー
(略奪はどうなんやと思いながら)










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欄干の向こうには街の明かりが映る川面。

歴史と一体の「みせどころ」おきゃあまの腕っ節
感じるなあ。
posted by uch at 07:16| ☁| Comment(4) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月29日

はじめての

後楽園。


行く前からものすごく心惹かれていたのが









080829流店 外観.jpg
この流店。

屋根と柱だけなのに美しく胸に迫ってくるものがあるのは
何故でしょう。二階にはらむ神聖な「氣」か。
2階の戸が開放されてたらこの感じはないんだろなあ。







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軒裏と風景を味わいたくなります。

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こういう建築に接すると。
雨の日にこそ是非体験したい建築。








中でしばらくたたずんで、








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反対側からの外観。

正確には柱と「戸袋」です1階は。



















展望所に上って下りてきたら、










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無人!

ラッキーでしたあきれいやなあ。



設計中の「のきば(軒端)のいえ」に
生かしたいですいろいろと。

なんちゅうええタイミングだろ(笑









もっとよかったのが(笑)、庭に展開された















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夕暮れビアガーデン。(勝手に命名)

ほんまによう冷えた生と、けっこうおいしいアテの数々。

この空間にいる人みんな、しあわせそうでした。
「モノスゴイ」執念でつくられて維持されている
大庭園を、「ホロヨイ」かげんで微笑みながら愛でる。



これはほんまかなりなしあわせ。
ずっと満席でしたもん。


庭園に感じ入るなんて、思いもよらんかったなあかつては。



posted by uch at 08:22| ☁| Comment(5) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月28日

はじめは

「なんか革を編んだような」
「素材感があって、本物感があるけど透けとうというか」

やいろいろイメージばっかりいよったんやけど、
いろんな意味で現実的なやり方におちついた。
アタマん中では(笑・・・



「いっしょにやらなできませんよねこれ、僕もやってみんと
わからんし」と、無理言ってアサイチ作業場におしかける(笑





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まず作業台に当該部位の実サイズ合板を置く。





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U.G.さんが図面から判断して用意してくれた
材を、さらにランダムな長さに切ってもらって、

自然に(自分が思う自然ですあくまで)並べてみる。
透かしたり重ねたり。





仮置きしてみて「ええでえこれでいこ!」いうて
上から自分が場所決めして、下からU.G.氏が留めつけて
いっていっきに一時間・・・
















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でけました。



スキマはこの後ホンマに貫通させて光も漏れるはずです。
沖の浜の美容院、待合カウンターの足元パネル。

これを参考に現場ではもっと大きい壁も大工さんが
立ち上げてくれる予定。

やっぱええわ。つくるって興奮する。
posted by uch at 08:02| ☔| Comment(5) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする