「そういうものはあるだろうなあ」という普通の
概念を越えるものに出会うことはそうそう無いような
気がする。くどい言い回しやけど。
京菓子ならありそうでしょ?ほんなん。
しかし・・・
奥のほうのかけらっぽいのが「貴船の彩」。
手触りも歯ざわりもはじめ硬くて、
でっかい金平糖みたいなもんか?思いながら、
歯に力入れようとしたらふにょんとつぶれて
中身は寒天・・・
白いのは金箔散らしてあります。
口の中で転がしてなめる「飴」的なものを
一見して想像していた「アタマ」が混乱すること
請け合いです。「なんで?」いうて。
手前のかいらしいんに対しては、
「だまされへんで」と、怪訝な顔で(多分)挑む。
さすがにこのサイズやったら「飴」だろ?
この葉っぱ見たいなんも硬くてな・・・
と思って口に入れるとやっぱり硬くて「やっぱ飴飴!」
思って安心して、チョット歯に力入れたらいきなり
カパッと割れて・・・中から液体が・・・
「ひえー何なん?」
箱見たら、
「京やさい」
小さくアルファベットでKyo Yasai Liquar BonBon
と書いてある。
「何故?何のため?」さらにアタマん中
こんがらがること間違いないです。
いただいた全員、オドロキの声上げてましたし。
「京都の外のお方にはわかりはらしまへんやろなあ」
(あやしい京言葉で)
と、これらのおかしそのものが語りかけてきます。
抹茶があったらよかったなあ。口中の苦味とアタマの
「しんこ」に迫る甘さのハーモニー。
・・・戸惑いながらも(笑
万年山あるじ様、お盆の京都からのお客様からの
お土産。ありがとうございました!
恐るべし京都。