海沿いの岬を登っていると、海面すれすれのところに月が点滅した。
昇ってきたものでも沈んできたものでもない。
ちょうど暗い夜道、街灯がぱっと点くように、それは空の一角に光り
だしたものだった。
月は見たこともないほど大きく、陽光のように海を輝かせた。
岩張った美咲の先には小さな天文台があり、丸みを帯びた
屋根のシルエットがくっきり浮かび上がっていた。
澄んだ空気と冷たい海が稀にもたらす、この地方独特の現象だった。
さて。
いろいろいろいろ。本人の描き始めた方向を曲げずに
それぞれ「こうしいだああしてみいだ」言うてみる。
くたくたになるけど一番楽しい授業です。
中間試験は、別の文章でだすよ〜(笑