2010年10月28日

現代建築ツアーに

移行・・・


磯崎新の奈良市政100年会館。








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こない切り取ると美しい。

コンセプト=形。余計なことしないからとてもわかりやすい。
力強い。でも味わいどころは少なくてわいは物足りない(笑

もっとなんかないん?思てしまう(笑 
単純に一(いち)建築ファンとして・・・







対して、(対する必要ないけど(笑)

こないだの北九州でも同じ日に見比べた村野建築へ。
「道中なんか見たいものあったら寄ろだ。しらべといてよ」
いよったら村野藤吾モノを提案してくるところがうっとこの
スタッフらしくてよろしい(笑




宝塚市役所へ。ホールがよかったけどカメラに収まらない。





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吹き抜けに面した執務室の防火扉

両開きにしますか。
ちょっとしたところをちゃんと考えるんやな。流さずに。





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車寄せのキャノピー。

建物から出すと全体の美しさと関係ない形だから余分。
だから独立柱で。う〜む。




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これですわ。

なんという品。

つくるのが、デザインするのが、考えるのが好きでたまらない感じが
ほんまに好ましい。

梁の下の細工は、元興寺の屋根裏で見たひじきの篠刳(ささぐり)?
洋風だけどそこここに和もある。と見るのは読みすぎかな(笑





カトリック教会、内部は掲載不可。




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珠玉の小品。って感じ。宝物やな。宝塚の。

天井、形はやわらかいけど緊張感があって、なんちゅうんか、
えっと・・・いろんなところにたって「味わいたくなる」んよな。

いやあ、よかった。









posted by uch at 08:59| 徳島 ☁| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月27日

これなんか、





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西暦590年ですよ。

「頭貫」(説明書きの上の横材)



こういうふうにのこぎりじゃなくて



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「ちょんなでけずってありますね」(解説のおじさん)
釿(ちょうな)ね。なるほど。

手斧もちょうなと読みますが、昔の大工道具の釿。

こんなふうに横から懐中電灯当てられるとはおもてないわな(笑
いつもは暗闇でしずかにしてるのに、懐中電灯当てて指差されるわフラッシュ
たかれるわで、落ち着かんでしょうねえ。






ほかにも、左官職人さんの

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「鶴」 や、





たぶん大工さんの

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戦闘機。飛行艇みたいですね。

などの、「作品」も発見されてます(笑




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階段。美しい。






元興寺を出て、せっかくやからやはり東大寺へ・・・と歩いていると
「ん?戒壇院?」と祐信さん。

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「え?階段院?」 いやじゃなくて(笑・・・
解説してくださいました。


仏教の戒を授けてもらう、つまり、正式に僧侶になる為には中国にいく
必要があった当時。
中国の高僧鑑真和尚にお越しいただこうとするたびに途中で難破。
三度目にやっときていただけて、和尚の指導の下創建したみっつの
戒壇院のうちのひとつなんだそうです。


壇上の四隅にはこれまたこわくてうつくしくてすごい
(ボキャブラリー貧困)四天王がおわします。(撮影禁止)




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これは大仏殿。

大仏さんのまわりを廻る。
大仏殿のまわりを廻る。
回廊の軒越しにみる。









posted by uch at 15:02| 徳島 ☁| Comment(2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月26日

もう

4年もなるンやナアJIA奈良大会から。

飛鳥寺の部材を使いながら平城京遷都の際に建てられた元興寺。
その後の改築などで形も変わってはいますが、「美しいなあ」思て
ブログもなんやら力入ってますわ(笑

その、部材の材齢が判明したということで、飛鳥寺からやってきた
1500年も前の斗やら鎌倉時代の蟇股やらを見に、懐中電灯下げて
ヘルメットかぶって、屋根裏に侵入・・・徘徊してきました(笑

元興寺文化財研究所とお付き合いがある長谷寺住職に誘っていただいて
事務所総出で!(あ、一名申請対応で居残り・・残念・・・(笑

帰りには宝塚村野藤吾ツアー!!

眼福な一日でした。つづく














posted by uch at 00:00| 徳島 ☁| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする