で、「修理待ち状態」だったエエヤツを使えるように・・・
そもそもわいの「新町橋宵々囃子」用三味線。
初代は、表も裏も皮の破れた三味線を分解して、両面とも薄い合板
張って家具屋さんで塗装した超スペシャルオリジナル「ごったん」
(ごったんいうんは鹿児島の板張り三味線のこと)2、3年で竿が
折れてしもて引退。
で、二代目。初代で「両面板では音量と音色で皮にかなわん」
ことを痛感してたので、二代目は裏だけが破れとるのを入手して
クロスの見本張って補修しただけのシンプルなもの。
これがこの夏、表も破れてるのに初日直前に気がついて、裏は
「汗対策」もあってまた急遽板張って、表は考えた末に製図用の
トレーシングペーパー張ってみたらこれがまあまあいけた。
で、三代目。
これです。
表はちゃんと皮(笑
裏は
トレペ!
びっくりするくらい良く鳴った!
春雨さんも「なんか音に空間があるな、ほわっとしとるな」
て(笑
張りたてはしわがあったけど時間がたつとピンと張り詰めた
感じに。障子みたいやな(笑
レコーディングはいけたけど、汗だくの夏本番は「もたん」わなあ。
皮張るかなあついに。なんぼするんだろ・・・
あと二本修理待ちがあるンよな。こいつらもどないしたろかな。