(鳥羽さんいつもありがとうございます)
まずは開会の挨拶
建築家協会四国支部長 細木 茂氏
芦原会長基調講演「2050年の建築家像」
そもそも建築家とは?その語源、歴史、明治以降の変遷、
これからの建築家像など、とてもわかりやすい講演でした。
先の方の大目標からバックキャスティングしてみて、
目の前のゴゾゴゾを見直すと、何が大事なのかみえてくる。
これぞ「2011→2050」の意味ですよね。
様々な話に、「そうなんか」と、腑に落ちた人も多かったはず。
また、自分に照らして反省したり、目標をたてたり、それぞれ
いろいろ考えたと思います。
続いて
四会合同シンポジウムにいたった経緯を
徳島県建築士事務所協会会長 西田功氏
「あいつのせいや!」と、壇上で指差されたりして(笑
そして四会の代表が活動報告
事務所協会小西さん
建築士会笠井さん
建築学会新居さん
建築家協会鳥羽さん
休憩を挟んでパネルディスカッション
(BGMは全部jeff beckだったことに、だれも気付いてないよな・・・(笑
徳島県林業振興課課長補佐 網田克明氏
徳島の林業の過去から現況の概説と、昨年事務局としてまとめられた
「とくしま木造利用指針」の紹介
徳島県建築士会会長 佐藤幸好氏
山から川下へ、木材流通〜利用のシステム化、その実践の現在形
「のんびり家」などなど
事務所協会副会長 松村史朗氏
公共建築の木造率など、現況データをあつめて紹介
もう一回網田さん、県の、木造化の具体的支援策など
建築学会愛媛支所 和田耕一氏
日土小学校の改修、鉄道記念館を例にとって、材の乾燥の工期への
影響の話。地元の材料でも、加工に県外に出てしまう集成材は本当の
意味での地産地消にはならない。大工さんでできる架構を考える事が
大事、などなど、やってきた人の話は迫力あります。
再度松村さん、木構造教育の必要性、予算組みの難しさ・・・
日本建築家協会高知地域会会長 平山昌信氏
青年建築家時代(!)はりまや橋木造アーケードでの市、県、国との格闘、
高知駅前での龍馬パヴィリオンの顛末を熱く熱く!
芦原会長は国内外の木造の先進事例を紹介
各スピーカー、話し上手で話好き、みんな時間を超過(笑
している中、会長、事例紹介はささっと済ませて、
「言いたいことは二つだけ!」
「建築家、「木はいろいろ難しいな」ではなくて、木でいい物をつくって
みなさんに、「やはり木はいいね」といってもらえるように頑張る、それで
もっと木が使われるようになれば。
徳島の中だけにこもっているんじゃなくて、世界に開いて、他の世界との交流
もして、その中に徳島の木材、建築の循環もある、ということにならないと。
ものの見方が大きいですやはり。
あとは会場の皆様から・・・感想をいただきました。
TSウッドの和田さん
林業家の三浦さん
県の営繕課長喜島さん
アワード黒河さん
シメの挨拶は建築家協会徳島地域会最長老・・・
富田眞二氏!
司会、コーディネーターは内野でお届けしました(笑
いろんな立場の人がこのシンポジウムを共有できたことが
何よりの成果です。
が、これでおわったらあきません。来週早速今後の話をする為に
委員会招集!!
参加されたい方、言うてくださいね〜
「徳島建築の木造化」うねりはじめました〜