土曜は大阪は淀川沿い、母校大阪工業大学のグランドジュリーへ
昨年度の学部生のいくつかの設計演習のなかの選りすぐりの作品に
いろいろ手を入れたりブラッシュアップした11作品を、外部から
審査員を呼んで講評会をする。最優秀一作品と、優秀二作を選ぶ。
メイン審査員には東京から長谷川豪氏。
後の二人は卒業生からということで日本設計の主管をされている
五つほど後輩に当たる松尾氏。と、なぜかわい。
第一回のこんなイベントに呼んで頂いてほんま光栄です。
いろんなのがあったなあ。
「この人、もう十分食っていけるな普通に。え、まだ三回生?」
「この半端な感じ、わいみたい(笑」
「おお、その風貌どおりの堂々としたプレゼンができたら違たのに」
・・・とか、どれもこれも「よ〜しがんばれ〜!!」とおもた。
一番勉強になったのは自分やな。
長谷川氏の質問や、問いかけ、意見を聞くことで、また、学生たちの
たどたどしいながらも思いを言おうとする、その対話の中に、それぞれの
建築家としての姿勢が見えてくる。意見を述べたり質問したりすることが
そのまま自分への問いかけになってきて、どんどん自分が丸裸になった。
あいだに長谷川氏のレクチャーがあって、
「自分で問いをつくること、それを真摯に解くことが建築」と。
自分の仕事の中で思い入れの濃淡があるとすれば?と、いろいろ思って
そうなんやな。と、納得したり、なんしよんわし。思ったり。
懇親会では、参加した学生達がつぎつぎ来てくれていろんな話した。
「今、長谷川先生にばっさり切られてきました」いうてきたり(笑
「ええとこもあるからほれを今後どないしてこないして」、いう話を
自分の経験から話したり。心の中では「わいも今日また再スタートやし」
思いながら(笑
先に帰っていく長谷川氏、
「じゃ!みんな建築頑張ろうっ!!」と手をあげて去っていく・・・
「はい!先生!!」思いました(笑