2011年11月02日

長谷川豪さんのことば

・生きているように感じることがある建築。
・空間的に、時間的に、世界とつながっていると感じられる建築。
・既にあるもので、新しい現実をつくる。



人と生活
敷地
天と地
法規

これらは「外在するもの」

建築言語
スケール
プロポーション
内部と外部

これらは「内在するもの」


これらのワードを行き来しながら長谷川さんが語るとき、
大項目→中項目→小項目というような、試験に出しやすい
整理とはかけ離れた縦横無尽な認識がベースになった、誰
にでもすーっとはいってくる新たな認識が、会場の人々の
心を新鮮にふるわせる・・・。

おおげさちゃいまっせこれ。これ建築家の講演?えっと
なんだっけ?みたいなみずみずしい90分でした。


本人は「自分でつくって自分でしゃべるんですから建築家の
講演ほど胡散臭いものは無いですよ自分のも含めて」なんて
おっしゃってましたが(笑

懇親会での先輩方の反応を見ても、「ふるえた」もしくは
「ふるわされた」顔でいっぱいでしたがな(笑


・古いものをうけとりつつ、明日に届けること。
・スポーツと似てます。ルールがあるからこそ創造的な
 フォーメーションができるんです。
・定着して、30年40年の時間に耐えられるアイデアでなければ。
・自分自身が、デザインと批判を繰り返す、体の外に出す、また
 体に入れる、を繰り返す、その内に、自分のものなのか、それ
 自身なのか、わからなくなる・・・。
・自分のもののようで、誰のものでもない空間が、自分とまちと
 の間にある。
・自分の意識が伸び縮みする。身体感覚が伸張したり縮んだり。
・地域のボキャブラリーを、作法を、一度引き受けて考える。


あかん、あらためて書きながら興奮してきた(笑


来年は、構造家の大野さんと一緒に来ていただいて、シンポジウムと
阿波踊りじゃ〜!!みんな楽しもな〜!!!(笑




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posted by uch at 00:00| 徳島 ☁| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする