2011年12月15日

徳島県

木造建築研究会

2日連続公開講座の初日


「県産材の流れについて」からはじまり・・・
・木材の需要の動向
・立木価格、昭和55年ピークからいうと桧で1/5、杉1/9!
・民有林の割合が全国平均58%に対して88.8%!
・すぎの割合全国一!二位秋田県、三位宮崎県
・5年以内に、50年生異常尾杉が過半になる。間伐から主伐期へ。
・徳島は「板」の産地、愛媛は「柱」の産地。
・構造用の製材が弱く、プレカット工場材料の7割が外材。
・丸太の長さ、桧もすぎも4mが85%以上・・・


つづいて「JAS材について」の解説、
国交省「木造計画・設計基準及び同資料」をかいつまんで概説

・JAS工場は11社に達しているが、機械等級の設備はない。
・機械等級でなければならないということではない。
・目視等級で等級を決めて、ヤング係数については高い数値が
 必要な設計と する場合は全数計測すればこれ以上正確な
 ことはなく、主事もOKとなるはず。
・ただし、含水率は20%以下にはしておくこと。含水率の高い
 材料をつかうときは、それにあった金物を考えるべき。
・集成材は含水率15%。これは性能として備えているのではなく
 ラミナを接着するのに含水率が高くてはくっつかないので
 必然的に15に下げざるを得ない、ということの結果。
・乾燥は、管理する人次第。「機械に入れればOK」ではない。
・窯に入れる前に最低1、2週間外で初期乾燥してからが原則。
・原木の乾き具合によってグループ化しないと。
・在来軸組みの金物は、例えばボルト間隔とか、木材の特性
 を考慮すれば当然必要な配慮を無視している・・・
・JAS材として入ってきてもダメなものもある。
・内部割れしてしまっている材を、どう判断するのか。
・耐火耐火というが、燃えるのは家具やカーテン。
・背割りや日割れのなかに火が入ることはない?
・主要構造部と、仕上材と、両輪でいかないと。
・JAS工場以外は淘汰される?グループ化も必要。

書ききれない(笑



111215-2.jpg

第五部の後半では、年度内におこなう、小学校体育館の試設計の
話し合い。

講演者全員他が壇上にあがって会場の皆さんと一緒に。

・・・1月までに各WGで方向性を検討しておいて、協議する。
山から建設までの各場面で、各立場での問題点を洗い出す作業も
県産材利用技術検討会ですすめておき、急所を洗い出す。



111215-1.jpg
ことに。




111215.jpg
徳島新聞に記事が。

ありがとうございました。

今日は山辺豊彦先生による構造講座です。
13:30 実例による公共建築物の構造設計(一般設計者向け)
15:30 木造の構造設計について(構造設計者向け)
@徳島県森林林業研究所




「フクシマトクシマの会」ブログはこちら
中村さんの活動報告、つい最近の地域防災会の様子です。




posted by uch at 10:17| 徳島 ☀| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月13日

今日の

「フクシマトクシマの会」ブログはこちら
町医者建築士、中村正則さんです。
こういうことがつながれば。

みんな見てよ〜フクシマトクシマの会!ってことで、
トップに案内をもってきてみました(笑


毎日のブログの末尾に、その日の「福徳の会」(略すとこんなに福福しい!)
案内しよんやけど、広告か何かとおもってリンクしてくれない人が
多いんです〜(笑


少し前までは、被災そのものの報告や、ハードの話が
多かったのですが、最近は各新聞も、「ほな実際どうするん?」
という、一人一人の「備え」への意識喚起に向いてきています。

毎日のようにそういう記事ですが、やはり読んでおきたい。
読むだけで少しずつ気付くことがあり、役に立っていくと思う。


最近そういう新聞記事の転載ばかりだったのですが今日のは
ちゃいます。

徳島のちいさな、ご近所さん達で豊かな活動を続けている
中村さんの紹介です。是非お読み下さい。





そうそう、先月フクシマで訪れた福島県立美術館のロビーで
ルーマニアの子ども達からのプレゼント(メッセージ、絵)
が展示されていました。

中に、とても心打たれた絵が。



111213.JPG

拡大してみて下さい。

左上からの、太陽の光か、神様の啓示か。三本の光の筋。

それぞれ、上から順に

Life Life Life Life Life...
Hope Hope Hope Hope Hope...
Friendship Friendship Friendship...

と書いてあります光の中に。


右下の署名欄には、ちゃんと日本語で


悲しい日本の国民に心からお悔やみを
申し上げます

ブカレストの中学校の生徒のニコです
2011年3月22日


ありがとう。




posted by uch at 09:14| 徳島 ☀| Comment(3) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月12日

浄泉寺の

構造見学会でした。

主役は「はねぎ」

屋根面と化粧野地板の間にあって、美しい化粧垂木の軒を
成立させる部材です。




111212-1.jpg
下から見るとこう。まんなかの部材です。細く見えるな。




111212-2.jpg
ブルーシートめくって軒先側から覗き込む。

根元が梁に束でおさえ付けられているのがわかります。
野地は不燃要求でケイカル。白色塗装済み。
この下に化粧垂木が吊られています。

今は軒が浮き上がらないようにおさえつける方向で「効いて」
いますが、仮の支えをはずすと、この「はねぎ」が、軒を
「吊る」ことになります・・・。

ここを、実物見ながら理解できたのがとても大きな収穫でした。

今までいろいろ、中山さんの指導を受けながら社寺の設計に
たずさわらせてもらってきましたが、いろいろいっぺんに

「腑に落ちた」

見学会開いた本人が一番勉強になったんちゃうかな(笑



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棟梁が絵に書いて説明してくれるしあわせ(笑



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かっこいい



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美しい



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すごい(貧困やなあ表現がしかし(笑


この、先端の面角を合わせつつ、両側面の鉛直を守りつつ、
反りあがっていく裏甲に吊られた「垂木」。

長方形が、平行四辺形に、一本一本形を変えているのがわかる。




111212-7.jpg
取付を待つ裏甲。

この曲線に合う性の材が必要です。
その材の見極めが、見極められる人が、必要なんですね。

社寺、建て続けないと。
番匠中山には若手が結構いて、安心です(笑




次回は正面側の「すがる」あたり。二重垂木の仕組みを
教わりにきましょう。

希望されるかたいうといてくださいよ〜
進捗にあわせて、「明日いこか」いう感じになると思います。


「フクシマトクシマの会」ブログはこちら
対向支援、仮設住宅のゆくえ。いろいろです。



posted by uch at 10:57| 徳島 ☁| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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