2012年01月23日

歌うことで

バンドへの意識変わるなあ。
昨夜のライブでは二曲歌いました。あと三曲はインスト。


ロニー&コージートリビュートやから、5バンドとも当然
レインボー、ブラックサバス、MSGあたりが選曲の中心。


いわゆる「様式美」系やな。


ブラックサバスがはじめたといわれてますが、「美」まで
もっていったのは、ロニーとコージーが揃っていた次期、
その二人をぎゅっと集中させることのできた、リッチー
が率いていたレインボーです。まちがいなく。

様式美ロックは、愛じゃの恋じゃのはあまり題材とせず、
社会風刺を想像上の古典世界に委ねたり、架空の世界を
美しい旋律にのせて展開したりと、ゲームのない時代に
聴く側のイマジネーションを刺激して成立する高度な音楽
だったと思う。(あくまで「わいは」・・・じょ(笑)



選んだ二曲はともに、それこそゲームの題材になりそうな
「Rainbow eyes」と「The temple of the King」。
柄じゃないけど、意訳してのぞみました。


「虹色の瞳」(Rainbow eyes)

もう戻らない あの日々を
微笑む君の 瞳に浮かべ
深くため息 ついてみても
空の彼方に 溶けてゆく
虹の様に 溶けてゆくよ
虹の様に

波打ち際を 歩いてる
言の葉さえも 波に消されて
沈む夕日に すすむ雲に
朧に輝く 君の瞳
虹の様に はかなく消えた
虹の様に

夏の終わりの 冷たい夜
全ての光 消して去りゆく
心の部屋には 誰もいない
誰のためなの 椅子が一つ
たたずんでる・・・


「赤い月」(The temple of the King)

赤い月が昇る夜 黒い鐘の音が重く響く夜
赤い月が照らしてる 長い階段を登る夜
いったい何を探しているのか それさえ今はまだ何もわからない
いったい誰を求めているのか いつか全ては救われるのか
探し続けて

赤い月がついてくる どこまでもどこまでもついてくる
赤い月が沈む日は いつかくるのかそんな日が
今目の前に広がる悪い夢 いったい誰を責められるのか
問い続けてる

いったい何を探しているのか それさえ今はまだ何もわからない
いったい誰を求めているのか いつか全ては救われるのか
いったい何を求めているのか いつかは全てが報われるのか
祈り続けて・・・


わいの声ではロニーに失礼だったけど、原曲の美しい
旋律は、「静謐」、そして「祈り」さらに「やるせなさ」
を呼び起こす。


「赤い月」は、放射能です。








posted by uch at 12:03| 徳島 ☁| Comment(4) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする