堀部安嗣氏の講演会が開催された。
堀部さんの建築観を培養した庭園や建築の紹介が講演会の
半分以上。以前高知の竹林寺でおききした講演とはまた
趣がちがって、よりたおやかというか、そんな感じ。
最後のほうに堀部さんの建築が紹介された。
前半に愛情を込めて解説されたいろんなものが、堀部さんの
建築の向こう側にうすーく見え隠れする。
引用とかいうレベルのものではもちろん決してなくて、
なんというか、それぞれの建築に血が流れているとすれば、
その血を構成する要素の一つとして、というか・・・
難しいな表現が(笑
お話は、非常に平易な言葉で、建築を語るというよりも日常を
語るというか、普通の人が聞いてちゃんと伝わるというか、
堀部さんの建築そのもののような印象でした。
あるべくしてそこにある姿
昔からあったかもしれない姿
自立している
よりかからない
眼差し、想い
サポートする人やものの場所もちゃんと設計する
建築と自然をつなぐものとしての屋根・・・
懇親会では地元の大工さんや林業関係の方についでまわって
飲んで飲んで・・・宴会スタート時にはすぐ横にいたのに、
逆周りしたもんやけん堀部さんのところに到達できず(笑
ライトの落水荘がとても大事にされていることの話があって、
「アメリカには古建築が無いから、日本で言う国宝のように
あつかわれているんです」と。
なるほど。
堀部さんの美しい建築が徳島にできて、それを大事に使う。
様なことがあったらええかも。徳島の建築をを卑下するわけ
ではないけど・・・。
「司」、おいしかったなあさすがに南の魚(笑
世話役の林さんお疲れ様でした!!
posted by uch at 12:34| 徳島 ☀|
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