木活協技術支援報告会です
昨年8月の徳島県木造建築研究会発足後、「木を活かす建築推進協議会(木活協)」の「木造公共建築物等の整備に係る設計段階からの技術支援」へ応募、採択となり、以降、必要面積、規模がある程度決まっていて、対案を想定しやすい事例として、建築中の公立中学校屋内運動場(鉄骨造)を比較モデルに、屋根を木造化するシミュレーションを設計支援のテーマとして検討してきました。徳島県木造建築研究会の四つのワーキンググループ(木材、構造、法律、意匠・構法)を中心に、要所要所での木活協コーディネーターによる指導、外部講師による講座、見学会などを開催しながら、従来の鉄骨屋内運動場のオルタナティブになりうる「木造モデル」を研究することと平行して、徳島の森林・林業の現状、木材流通の歴史、木材流通の状況、木材生産状況の情報整理などもまとめることができました。平成24年度の研究会活動の幕開けとして、この木活協技術支援の報告会を開催します。
日 時:4月11日(水)13:30〜17:00
場 所:森林林業研究所4F(資料代500円お願いします)
1.徳島の森林・林業の現状
2.本県の木材流通の歴史
3.県内木材流通の状況
4.県内木材生産状況の情報整理
5.屋内運動場の鉄骨屋根木造化の設計シミュレーション
6.木造屋根の架構事例集
7.構造関係の考察
8.今後の展望
徳島木造建築研究会
代表幹事 内野輝明
徳島県建築士会会長 佐藤幸好