2012年12月03日

先週後半は

JIA横浜大会だった。


大会基調講演は江戸研究で高名な田中優子先生で、
つづいてのパネルディスカッションは田中先生と、
コミュニティデザイナー(とひとことではとても括れない)山崎亮さん
進行はJIA芦原太郎会長。

こんなにしゃべれる人が三人も壇上にいるってすごいな。
特に、山崎さんのしゃべりと内容そのもののスピード感に田中先生も
芦原会長も刺激されてさらにヒートアップしていったような。



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これ、印象的だったな。山崎さんの話ででてきた、いえしまの「のりっこ」
デザインは大黒さんという若い方。

思いやスキルを持った人と人が接触すると、こんなにもクリエイティブな
ことが発生する。生まれるんやな。建築家の領域をどんどん広げて、
かかわって、もともとある調整人としての可能性を大きくしていかな
あかんな。と、参加者みんな思ったな。




横浜港大さん橋国際客船ターミナルのコンペ、懐かしいなあ。
実物を見たのは初めて。篠原一男案が実現してたらなあとか
話しながらデッキを一周して、デッキのひだ的な通路から中に
入って、振り返ってぎくっと。


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ここでやっと雑誌でコンペ案を見たときの衝撃がよみがえった。


最終日は三渓園へ。


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臨春閣の縁の床板。腐れた部分を接いだんだろな。




つづいて聴秋閣。いい季節に来られてよかった。





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三手先(?)さしひじきで持ち出して、束を消した縁側が美しい。




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45度でカットされた家の屋根はこうなって・・・
要素は静的やけど、こう、振ってうねると、たちまち生命的やな。




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紅葉になじむ徳島地域会長(笑


いろんな人が集まって、シンポジウムや討論会や展示を共有して、
2012年の年末の何かをもちかえる。建築を見て、だれかと
その経験を空間を共有する。ことそのものにしみじみ意味がある
なあと思いながらの三日間でした。

生の声を聞いたり、話したり、刺激しあったり、いうのはやはり
大事。実際に会って、見て、でないといかんな。

どないひろげるかが大事ですが。




posted by uch at 16:18| 徳島 ☀| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする