2013年01月22日

勉強会の翌日の

見学会

小玉祐一郎氏の「本山の家」




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快晴のなか、庇、ダイレクトゲイン、蓄冷、いろいろ確認。
やってみたいこといっぱい。


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記念写真−@(笑



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長水さんの「横滑りごめんの家」

気安く呼ぶなと叱られそうやけど、ほんまに「長水さん」やけん
許してください(笑

御影石の敷石に礎石を載せて、その上に土台。礎石と土台は石側に
まるいダボをつくって土台がずれないようになっている。

で、敷石と礎石は、のせてあるだけ。御影石の摩擦力をこえる力が
地震で働いたとき、「横に滑る」!!なんとオリジナル免震工法!!

写真のように、横滑りして落ちない程度のスペースが周囲に、もちろん
内部側にもとってあるわけです。詳しくはこちらで。

ネーミングがまた素晴らしいよな、地名に引掛けて
「横滑りごめんの家」て・・・(笑


材と材が外れてしまうことを慎重に避ける長水さん。

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大引をダブルにして柱をはさんで余長を外に出す。で、板金仕舞い。


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高知の板金やさんの実力が「どうぞね」と迫る細工。たれの水切り際の
ちょっとした細工が「雨の国」のわざなんだろなあ。見入ってしまう。


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雨戸分のちょい庇をささえる竪板、小細工なし。


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ここにも

「なにもしないんですね、ぼくやすぐ丸めたりしたくなります」
言うたら
「まだこれ、デザイン的に完成してないということでしょうね〜」
と笑う楽しそうに長水さん(笑 かっこい〜!!

いやもちろんめっちゃどっしりした、いかすプロポーションなんです。
なんもせんで当然の(笑


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壁水切りの端部、雨だれ無いなあと凝視すると、銅版をピッと小さく
跳ね上げてある!! なるほど〜!!!


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玄関もひのき板張。ここを左官にするとひっかかって滑らないから。
「楽観的でしょう?」とまた高らかに笑う長水さん(笑
みんなは「うーん」と唸るしかない(笑

この日ここまでに見た他の建築では、水を無視した納まりや恣意的な
デザインなどに対して「楽観的やねえ」と批判的に何回かおっしゃって
いたのが、自分の作品に対して使う「楽観的」は、重みが違うよな。
「考え抜いた後の割り切り」だからやな。ほんまかっこええなあ(笑

内部でも、桁が途切れるのを嫌って、必要な成の半分の材を重ねて
継ぎ手をずらす・・・。「コスト削減ですよ」て・・・。

「こうするべき」、と、その「処理」の、筋の通り方がやはりいつも
長水建築の肝やなあ。


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記念撮影−A

中村勉先生、山本長水先生と、高知、香川、岡山、徳島からあつまった
有志(笑 すごい人たちと一緒に建築見るのって、ほんま幸せ。宴会と
どっちがしあわせか考え込んでしまうほど(笑 

ふたつセットでいきたいないつも(笑









posted by uch at 08:50| 徳島 ☀| Comment(2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする