2013年02月27日

午後の部に

行く前に、前日の懇親会での

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記念写真はるのわっせとった(笑

マニア向けメモ(昨日のとおんなじね)にも
書いてますが、好きな建築教えて下さいという
質問に・・・

・・・長水さんの前に座れたので、というか
無理やり座って、質問攻め(笑)に。苦笑する
長水さんにいろいろ聞けてよかったなあ〜
お酒もすすむし、つがせていただいたり、
ついでいただいたり、幸せなひととき(笑)
どんだけ・・・

答えは、高知城のふもとにある高知県文学館
(旧郷土文化会館)。は、わるくない。と。


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これです

細木支部長が修行された事務所の作品で、
「足元の処理がどうもねえ」と細木さん。

おれは(当時話してた土佐弁(笑))何を
隠そう初月小学校の3、4年生のころ毎週
この建築の前を通って高知城内にあった
「致道館」へ剣道しに通いよったがやき。
この建築見て建築への興味がわいたがじゃ
ないがじゃないが〜(笑

大学の卒業設計は、当時の建築、歴史上の
建築とかまったく関係なく、この文学館を
意識したものやったもんなあ・・・。







さて、午後。



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きたよ〜という気分(笑

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この視点、なんか新鮮。矩計図が描けた(笑

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どうですかみんなの和んだ雰囲気(笑
デスクトップにしました〜

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丸太の登り梁が、心柱の周りに沿って
ぐるっと廻る。その余長が漆喰壁をつき
抜けてふしぎな造形に。

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スキップフロアの床張りが柱に絡んで
顔を出す。

「渡らせる」ことが長水建築の信念の
ひとつ。桁に大入れでボルトで引くだけ
ということではなく、渡ってかませて
抜けなくする。

1月の横滑りごめんの家でも、柱を二本
使いの大引きで挟んで渡って、抜けなく
してあったよな。

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お父さんデザインのテーブル。ざくざく
伐った耳付の厚板を置いてあるだけ。
まんなからへんの何枚かのけたら、炭で
バーベキューできるレンガのかまど(?)
が現れる!

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下階の水まわりへの明かり窓、上階の
足元の通風窓、大きなハメ殺しの窓が
積み重なって、その間から床梁が顔を
出す(笑

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なんともいえない表情をつくりだす。
上田さんの一言でぐっと深くなった軒。
(メモ参照(笑)

何回きてもはじめて来たみたいに新鮮。
その都度いろんなこと見つける。というか
こんな美味しいもんいっぺんに食べてしも
たらもったいない、みたいな感覚かな(笑



今回最後の見学は「豊楽寺」薬師堂。

前回は8年前。
tomiyanに、やはりかたつむり山荘と
セットでつれてきてもらったンよな。
あのとき、JIAってええなあ思て、
入会したんだった(笑

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静謐。このさわら葺きは10年前に葺き
かえたところです。25年周期だそう。

1151年築。仏像のひとつは、当地で
伐った材が細くて肩幅が狭いんだとか。
愛情かんじたなあ房守さんの解説・・・

えらい高いところにあると思ったら、
昔の街道は今の国道よりもだいぶ高い
ところに通っていたらしい。なるほど。

地元出身の徳弘高知地域会長のお話が
あってよけいよかったなあ。お祭のとき
は屋台がずらーっと並んでたんやと昔。

思い浮かべるとこの建築がまた違う表情
見せるよな。


いやあ濃いかった!



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解散前に記念撮影。梶ヶ森をバックに。

白いなあわいと長水さん。

今回の最大の収穫は、文学館のことやな。
うーん。うれしい(笑

しかし、もっともっと長水さんの話お聞き
する機会つくらんと。

高知地域会の皆様、お世話ありがとうご
ざいました!愛媛、香川の皆さんもお疲れ
さまでした!






posted by uch at 10:46| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする