2013年03月20日

泊りがけの

出張には最近必ず持っていく



photo (1).JPG
ランセット(笑

シューズ、ドリンク補給用のウエストバッグと、
GPS時計。あと、ウエアと。

荷物がふたまわりくらい大きくなるし、重いし
こんな苦労して、走らんかったらあほみたい。
と、追い込む(笑

昨日今日と皇居朝ラン。出張というより走りこみ
合宿の様相やな(笑

日曜の30キロ(キャプエイド付!)は2時間
48分。ちょっと見えてきたかサブ4!(笑

あともう一回35キロ走って、本番まではゆるゆる
調整やな。

「ち〜むカワキ屋」応援よろしく願いします〜
今年のTシャツはエンジ色です!(笑




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2013年03月19日

日本の民家1955年

展を見てきた。写真家二川幸夫氏の。
(会期中にお亡りになりました。
ご冥福をお祈りします。)

もうほとんど残ってない60年近く前の
いろんな地域の民家の姿。

あれ?

わいが生まれるほんの10年まえ?かあ。

確かにこんまいころじいちゃんばあちゃんく
いったら、自分達が街で住んでる「いえ」と
ちがったな。周辺ももちろん。

外と中、キレイときたない、食べられるもの
食べられないもの、匂い、煙、衛生観念、
便所風呂、いろんなものの境界と判断基準と、
なんというか。家の中も外で。あんまり境界
なくて、障子やし。夜は雨戸。

こんまいとき相生にいくたびにわし、

「ばあちゃんのおうち黒ね、てるちゃんの
おうち白よ」て、いよったらしい(笑

何回も聞いたなばあちゃんからこの話。

あるとき、囲炉裏でいぶされた「黒い」部屋が
突然プリント合板で覆われてしまって、「白く」
なってて、ほら、うれしいような、でも、白の
ほうがいいと責めてたつもりじゃなくて・・・

「いやそこまでせんでも」とかこどもながらに
動揺した覚えがあるなあ。つまり黒でよかった。

そこでかくしてしまった「黒い」家は、棲家。

雨から生活を守り、炊事は土間で、水ははるか
むこうの谷からひぱってきてて、ろ過する甕から
でてくるもので。井戸も現役だったけど。

風呂や便所は外で、家の周りは木々がいっぱい
実のなる木、花が咲く木、大きな木、草花。

石垣下りたらあぜ道でどこまでもいけて。

沢に降りる道も水の道でもあってすべらんように
丸い石慎重にわたっておりて。

そこに住むために必要ないえが、周辺でとれる
ものをつかってできたもの。雨や雪や風や暑さ
寒さに対応して、近隣との住まい方やなりわい
との関係も含め、何百年もかけて進化して、ついに
姿がそろってきていた集落。

生きるための家。

わいやがいま建築しているのは、電気や水道や
あらゆる機器、建材があるのが前提やな。住宅。
自然のなかに住まわせてもらうために人はこんな
に頑張ってつくった。のが民家かな。

強烈な必然で細胞から出来ていると言うか。

えらそうにせずに、「伏せている」というか。
軒が連なっていても、ばらばらであっても、
「伏せている」感じが。

淘汰されたということではないように思うな。
自然にいまの街並みにかわったんではないよな。

民家に胸が潤って、なんというかあの風景が
外力ナシで自然進化してたら?とか考えながら
街を歩いて、どの建築ならそこにあっていい。
これはあかんだろ、みたいに評価して歩く(笑

二月に聞いてはっとした「方言の建築」
今回の「民家」

ええかんじやな。これからなにするのか。
もちろん建築するんやけど、これはしたら
あかんだろ、みたいなことが見えてきたら
うれしいな。

長っ!(笑






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2013年03月15日

またひとつ



IMG_1964.jpg
大谷焼手洗い

今日一応引き渡した保存再生系のリフォーム
現場から。

カウンターは手持ちのケヤキの板です。

森陶器のトルコブルー手水鉢、ここまでやわらかい
雰囲気のはそうないな。


フクシマトクシマの会、アップしました。
3月5日、6日の、建築家学会勉強会、視察の
報告です。是非お読みください!




posted by uch at 15:34| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする