2013年07月01日

父親の同窓会の

送り迎え。前回の中学校のときは泊りやったから
行きは弟、帰りがわいという連携送迎だったけど、
今回は昼の会ってことで、会の間待ち時間がある。

ずっといきたかった浄土堂へ。

はね木を発明して構造と意匠が自由に操れるように
なってからの日本建築にはない、正直(?)な架構が
なんともいえず実直というか素直というか。そんな
言葉ばっかりうかんでくる(笑

阿弥陀如来の光背をよけて飛ぶ梁に、展示という概念
はないものの像と建築がいかに協働してひとつの空間
を形成するのかという「思い」がひしひし伝わるな。

いろんな人から聞く「夕刻」を想像する。
すごいぞこれは。

何でもできる今、どないでもできるから、制限がない
から、ものすごいものみてもものすごいと思えない。

けど、この建築を考えるときにあった技術とその時代に
駆使できるボキャブラリーのなかで、いかに阿弥陀降臨
の衝撃を現前させるか。

抑制されているけどだからこそのおどろき、を、実体験
しに、夕方また行こう(笑

拝観時間は夏場は5時まで。夕焼けには早いなあ。
冬場は4時まで。夕焼け見えるンかなあ・・・

IMG_8321.jpg
近づいてあっけらかんとしたお堂を見るより、少し離れて
塀や木々の重なりのむこうに見るほうが中の阿弥陀さんの
息づかいが感じられるな。



ほんでそのあと同窓会会場に迎えに行って、初めてお会いした。
わいの名前の「輝」の文字を頂いたという親父の恩師。


IMG_8325.jpg
帽子もおしゃれな91歳!!
親父(左)のほうが歳いってみえるな(笑

輝明の「輝」の文字指しながら名刺をお渡しする。
なんやしらん感動やな(笑

お元気で!


先週金曜のシンポの報告は「フクシマトクシマの会」ブログで!


posted by uch at 11:20| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする