月(moon at)から地球を、見はじめたわけですね。
その意味を込めてかどうか、谷崎テトラ氏の話に
「1968年に人類は初めて『地球の出』を見ました。
でもまだこの世はそれ以降に生まれた人と、それ
以前の人つまり『地球の出』をしらない世代の教育
を受けた人とが混在している。全人類が『地球の出』
以降に生まれた人たちになったときにどうなるか、
期待している」と。
いや、そんな風にはいわんのよなテトラ氏は。
言い切らない。考えてみようよと問いかける。
言い合うけなしあう否定しあうことからはなにも
生まれない。good practiceを探す、成功事例を紹介
していくことで考えることを促そうと。
お話を通じて感じたのは、性急にひとつのドグマで
人々を納得させようとか、啓蒙しようということでは
まったくなくて、時間かかるだろうけど少しずつわか
っていったらいつかよくなっていく。という、ゆるい
スピード感やな。
上からみんなをではなくて、一人ずつ分っていったら
あれ?なんやら全部ようなったでないで、みたいな。
以降メモ・・・
地球はいま思春期
フラーは言う、「宇宙船地球号」なんだからみんなクルー。
すまり、果たすべき役割を全員がもっているはず。
人類は地球にとってウイルス?がん細胞?人類をちょっと
おとなしくさせるために熱を出しているだけ、それが
温暖化なのかも。
いやいや人類は地球という生命体の「脳」やで。
イースター島、かつては一万人以上の島だったのが、
森林を伐り過ぎて自然の営みを絶ってしまい、人肉で
生きるために殺し合いをして、西欧人が存在を認識
したときには人口数百人。それは島の木を伐りつくした
直後のことだった。
今小学生になる人たちの6割が、「今はまだない」
職業に就くだろう。その彼らに誰が何を教えるのか。
既存の知識を植え付けるのではなく、どう生きる、
どう学ぶ、どう人と付き合う、というような人と
しての根本的な能力を。
地球といわず、宇宙が心を持つ一つの生命体だ。
藍だまづくりの工程は、吉野川の風物で規定されて
いる。ツバメが来たら種を植え、イチョウが葉を出すと
なんとか、色が濃くなると筵をかぶせて、鴨が飛来したら
なんとか・・・。(うろおぼえ)
温暖化でそのタイミングがずれたら藍だまづくりは
破綻する?
ユニクロでいろんな色のシャツを選べるのが自由?
土地で生まれた職人がつくる伝統の織物や染物を
見直してみては?
問題がおきた、トラブルとなった、その組織、その
システムそのでは、問題は解決できない。
ダライラマは、チベットを「ピースゾーン」にと。
その妹は、国にも、町にも、家庭の中にも、おなじく
「ピースゾーン」が必要だと説く。
マーケティング1.0:ギブ&テイク
マーケティング2.0:より上質なギブ&テイク
マーケティング3.0:ギブアウエイ、与えるのみ。
シリーズになるようですテトラ氏のセミナー。
参加者同士で話すのもええな。固いワークショップと
違って、あらかじめテトラ氏の話でアタマゆるんどる
から、なんやかんや恥ずかしくなく話せる。
左がテトラ氏、右はカイト(キングの息子さん)
みんなそれぞれにワールドシフトの二マスを埋める。
何から何へ。自分が、社会が、みんなが。
カイトのは「にくしみから愛へ」
キング父さんのは「建築人から土人へ」
わいのは
これ。テトラさんによるとわいのは「work shift」
みなさんも是非。
earth at
杉崎さんの写真入レポートはこちらです。