これが実際に見せていただいたトミヤン設計の
最後の家です。
これぞ間合い。距離感。ですね。
この家の場合、北側に元々あるご主人のご両親と
おばあちゃんの家との接続にトミヤンの、また、
愛が凝縮されています。
しかもそれが、息詰まることのないように巧みな
「抜け」とセットになって。
おばあちゃん、ご両親、奥さんとわが子、という
ご主人を中心にした皆さんのつくる重なり合う
円が、輪が、トミヤンの指揮の元、重なりごとに
違う音色を奏でています。
あ、違う。平面の輪ではなく、球です。玉かな。
レベル際の操作の妙が、熟しまくってます。
上下が単純に重なっているだけでないんよな。
ものすごくわかりにくい。床の厚さ以上の距離
が感じられたり、近かったり。
CDで、一曲目がものすごくいいと、とりあえず
そればっかり聴きたくて2曲目の前に何べんも
一曲目聴いてしまうということがほんのたまに
あって、建築でもごく稀にそういうことが起こる。
この家もそれでした。1階の、土間の辺りでその
建築にとらえられて、なかなか2階に上がれない。
トミヤンHP、こちらから。
そのときのブログありました。こちらです。
うわーおわってもた。10軒。
あかんがなまだおわったら。
うちのブログでそれぞれの家を見学したときに書いた
記事見つけました。
あらためてその家の紹介にリンク貼り付けました。
泣けてくるなあ。
藍工房のある家
kimoty house
眉山を臨む家