三月に見学会をさせていただいた二軒の平屋の
うちのひとつです。
「雑木林の家」
みんながいる大きな空間と、そこからそれぞれ
建具一枚で自分の部屋や水廻りにいける家。
主と従を明確に分けた家。
ここでは杉板張りの「主」空間と、色からして
「黒子」のその他の空間がさらに明確に分かれて
います。
「主」空間の建具は木製で、やはりものすごく
落ち着きますね。もちろん深い軒があってこそ
可能なことです。四国では。
全部雨戸付き。南面には戸袋つけたくないので
雨戸はすべて東西の戸袋に収まります。角は
敷居と鴨居にひと工夫して「まわせる」様に。
二年半前に栗林公園の「掬月亭」で見たやつを、
ついにほんまに。
ええなあ平屋。
ちなみに「雑木林」はこれから植えます・・・