お金は難しい。
お金が動くことで経済効果が生まれると
聞いてもやはりよくわからない。
余分なお金があるとよくないということは
感覚的によくわかる。
ものや人の流通に必要なお金に対して、
この世にあるお金が10倍以上あると聞くと
おそろしい。
「お金の歴史」を聞いてわかるのは、いつも
「今」が史上最高におかしな状態であるらしい
こと。破綻すればリセットできる?
した仕事に対していただくお金でギリギリ
まわっている(まわってないか)状態である
内野設計は健全かな。少なくともお金的に
後ろめたくはない。か・・・?
ゼミの後半の地域通貨の話はよかったなあ。
みんな仕事をもっている。その仕事のプロと
して飯をくっている。
でもそれだけではなくて人にしてあげられる
ことはいろいろある。
庭の手入れ、掃除、自転車修理、高いところの
ものをとってあげる、料理してあげる、庭で
とれた野菜をあげる、ちょっとした英訳、
まあなんせなんでも相手にはできないけど自分
にはできる、ことって無数にある。
それを、してあげた人の通帳にはその対価が
記帳されて、してもらった人の通帳からは
その分引かれる。
「現金にかわる」ことは決して無いけど、
その行為のやりとりでおたがいが助かる、
幸せになる。「あ、こんなことできるわ」
と、自分を見直せる。
お金が無くて身寄りもないお年寄りの通帳
は大赤字かもしれないが、それでかまわない。
地域通貨全体の余剰分で、その、援助が必要
なお年寄りが生きていける、ということ。
ある国のある町で(なんとええかげん)実際
されていることらしい。
問「もともといい人ばかりの町?」
いや、人々の「いい面がでてくる」んやと。
ほー。
「地域通貨」と、までいかずとも、身の回りを
考えると・・・
設計事務所のスタッフ、必要な能力が10種類
あるとして、全員が10種類とも完璧にできる
なんてありえんよな。もちろん自分も含め。
自分はこれとこれ、この人はあれとこれとそれ
と、得意な分野があるよな。お互いに補完すれば
ええんよな。
たぶんどんな職場でもそうやな。なんでもできる
人が偉いのではなくて、それぞれの能力を合せて
全体がうまくいけばええよな。
家庭、友人、ご近所、小さな小さな単位でも
こういうこと認識しあうとええよな。
うん、なんかめっちゃ前向きになる話じゃ。
テトラさんの話は、悲劇的なことを話しても
最後には前向きな気持ちになる方向にもって
いってくれるところがすばらしいな。
知識じゃないんよな。