毎日のように通る道で発見というのも
おかしいけど、発見やなこれは。
黎明期の鉄筋コンクリート造集合住宅。
薄い水色の木製サッシがええな。
南側はバルコニーがあって、
そこの掃き出しも木製。
最近、軒を深く出せた家では木製建具を
入れることが多い。家の中と外をつなぐ
部分が木製だと、中と外のつながり感が
やわらかくなるな。
こういう鉄筋コンクリートのカタイ建築
でも、開口部が木製であるだけでほっと
するな。
ほとんど入居者はいないみたいやけど、
耐震と法的な条件を考えながらリフォーム
したくなる建築やな。
この、集住に「あこがれ」のある、でも、
手法としてはぎこちない感じがええな。
という、朝。