黙祷でまずトミヤンに降りてきてもらって始まり。
みなさんのあいさつや思い出話でトミヤンの姿が
立体的に像を結んでゆく。ざわつくこともなく、
みんなが自分の中にいるトミヤンを思い出しながら、
たぶん笑顔で、自分の知らないトミヤンばなしに耳を
かたむける。
・・・
すべての人に、もちろん建築に、真摯に向き合って、
向き合い挑み続けてそのままいってしまった。
トミヤンの、人に対する愛情、建築への思いは、
なくなる瞬間まで変わらず、生涯、これだけ多くの
人々の中に、さまざまなかたちで何かを刻み付けた。
最後の新井建設社長の、晩年の同志としてのそんな
言葉で、みんなのかなしさやさびしさややるせなさが、
「トミヤンありがとう、おつかれさま」
という、はれやかに、トミヤンの生きざまを称える
気持ちにかわったな。場の空気もあきらかに。
みんなの話をきいてたぶん涙でくしゃくしゃの
トミヤンを天へおくりかえすために、偲ぶ会には
ちょっとあれやけど、万歳三唱で終わりました。
私が言うのもおかしいですが、みなさまほんとうに
ありがとうございました。
何人かの方々がおっしゃってましたが
「トミヤンだったらどういうと思う?」という
「問い」をわすれないでいよう。
みんなの中で生き続けるわけですトミヤン。
トミヤン、ありがとう。乾杯!
uch