2014年10月17日

県外からの

お客さんがあると必ずお連れするのが
15番札所でもある国府の国分寺。
青石の爆発を見てびっくりしてもらいたくて。


昨日はご住職の解説付き!!


東から見て右の石組みが中国の五老峰を模した
ものではないか?庭のつくりは桃山時代のもの
だが発掘調査では今見えている庭は江戸時代
末期に大修復されてものであるらしいこと、
(深いところにその前の築山のあともある)
石組みの橋は中国でいう天生橋としてつくら
れたものであること、などなど・・。

天生橋は、自然の力でできた橋状の地形のこと
で、日本では天然橋ともいうが、天然ではない、
自然の力が働いて生まれるものだから、天然
ではなく天生である。(天生橋で画像でググると、
国分寺でてきました。)とのこと。

石組みの読み方も場所場所で解説して下さり。



本堂「瑠璃閣」も開けてくださいました。

4.3mのたて石。
IMG_2135.jpg
これが東の庭から瑠璃閣越しに見通せます。


IMG_2136.jpg
龍です瑠璃閣の天井画。


かつて阿波には三重の塔、五重の塔、七重の塔
があったそうですが、七重の塔は国分寺伽藍の
IMG_2132.jpg
一部だったようです。


庭の奥には柵があって入れないのですが、運よく
ご住職がいらっしゃったら、お願いすれば入らせて
もらえますし、解説もして下さるかも。


ここと「第十の堰」は、はずせない徳島の名所やな。



posted by uch at 07:51| Comment(2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今年の夏は

雨が多かったけど、8月後半の須崎では
まったく降らなかった日は一日だけだった
とか。

棟木を打ち込むタイミングでの棟上げでは
なく、屋根がひととおり仕舞えたらという
ことで、今日がその日。



IMG_2147.jpg
いつもの剣菱

地鎮祭も棟上も、内野設計ではこれです。
建築に筋金が入りそうなデザイン。のしを
つけても透けてこのデザインが見えます。

さ、須崎へ。




posted by uch at 00:00| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする