価値があるのかないのか、
どない評価されるんか・・・
という、ある種、中央に侵された目で見ると
「うーん」「えーと」、と、考え込んでしまう
建築でも、すきなもんっていっぱいあるよな。
うっわかっちょええやん!と思うもの。
ちゃんとしとるとされている評論の俎上には、
のりようがないもの。
我が師匠、高崎正治の師匠の師匠(わいが自分で言ってるだ
け)ルドルフシュタイナーや、ガウディ。を研究される方が
いらっしゃった唯一の学府早稲田大学、出身の歴史家、
倉方先生。
ならではの独特の評価軸、とでもいうべき視線での
昨日のシンポジウム、から今日のいろいろ見学・・・
なるほどそうかと今、得心しよる。
村野藤吾、吉阪隆正、石山修武、内藤廣。
間が飛びすぎですし間にもたくさんたくさんいらっしゃい
ますが、うわーと思う建築家は早稲田出身の方が多いことに
きづく。
これはなんでしょう?(レクチャーから)
高度成長期に企画されて実際に建った霊園建築の基壇。
もとあった墓地の墓石や石像を加工して構成している。
これが「おもしろい」というのははばかられるけど、
建築ってその時代と場所で出来上がってしまうもので、
平均点より上とか下とかいうんとちがうんよな。
地域のものをひいき目やバイアスなしで評価して歩く
「地域建築文化行脚」。これはすばらしいな。建築
そのものプラス、作者、周辺、ゼリーみたいな、その
とりまいていた状況とかを読み解いて語る。
東京周辺を見て歩いても、新幹線に乗って車窓から
みていても、建築家の作品って実はマイナー。
建築評論のおおもとから疑っていく(のかな)倉方先生の
姿勢にほんまに共感します。
さて今日は朝から晴天!
阿波国分寺は「瑠璃閣」
先生に「再(n)発見」されて、うれしそうです。
万年山文庫
今日の珈琲は「ほろにが」で。んまいなあ。
久しぶりにいただいた「餡杣」(あんそま)と、
倉方先生、田口先生との会話とともに、いやー
うれしいな〜!と、楽しくなってしまいました。
昨日と今日、徳島の多くの建築家たちが、
「よーっし!」と思ったことでしょう。
倉方先生田口先生、ありがとうございました。
今後もどうぞよろしくお願いいたします!!