2014年11月30日

これ、

いいのかわるいのか、
価値があるのかないのか、
どない評価されるんか・・・

という、ある種、中央に侵された目で見ると
「うーん」「えーと」、と、考え込んでしまう
建築でも、すきなもんっていっぱいあるよな。
うっわかっちょええやん!と思うもの。

ちゃんとしとるとされている評論の俎上には、
のりようがないもの。

我が師匠、高崎正治の師匠の師匠(わいが自分で言ってるだ
け)ルドルフシュタイナーや、ガウディ。を研究される方が
いらっしゃった唯一の学府早稲田大学、出身の歴史家、
倉方先生。

ならではの独特の評価軸、とでもいうべき視線での
昨日のシンポジウム、から今日のいろいろ見学・・・

なるほどそうかと今、得心しよる。

村野藤吾、吉阪隆正、石山修武、内藤廣。
間が飛びすぎですし間にもたくさんたくさんいらっしゃい
ますが、うわーと思う建築家は早稲田出身の方が多いことに
きづく。



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これはなんでしょう?(レクチャーから)

高度成長期に企画されて実際に建った霊園建築の基壇。
もとあった墓地の墓石や石像を加工して構成している。

これが「おもしろい」というのははばかられるけど、
建築ってその時代と場所で出来上がってしまうもので、
平均点より上とか下とかいうんとちがうんよな。

地域のものをひいき目やバイアスなしで評価して歩く
「地域建築文化行脚」。これはすばらしいな。建築
そのものプラス、作者、周辺、ゼリーみたいな、その
とりまいていた状況とかを読み解いて語る。

東京周辺を見て歩いても、新幹線に乗って車窓から
みていても、建築家の作品って実はマイナー。

建築評論のおおもとから疑っていく(のかな)倉方先生の
姿勢にほんまに共感します。





さて今日は朝から晴天!

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阿波国分寺は「瑠璃閣」

先生に「再(n)発見」されて、うれしそうです。



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万年山文庫
今日の珈琲は「ほろにが」で。んまいなあ。

久しぶりにいただいた「餡杣」(あんそま)と、
倉方先生、田口先生との会話とともに、いやー
うれしいな〜!と、楽しくなってしまいました。



昨日と今日、徳島の多くの建築家たちが、
「よーっし!」と思ったことでしょう。

倉方先生田口先生、ありがとうございました。
今後もどうぞよろしくお願いいたします!!






posted by uch at 22:31| Comment(2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする