あらわした架構、野地板、壁、床、全部杉。
六面杉。ええわ〜こないにええとは以前は
思ってなかったな。
木岐の「こうのすまい」ではじめて六面杉
の部屋を木研のみんなで設計して、実際に
泊まってみてそのチカラに感動したんよな。
この家は、お父さんが目が見えないことも
あってもちろん全てバリアフリーだし、壁
をつたって動けるサイズ。
としたうえに、「見えないけど快適」って
なんだろか?と。
さわり心地、すわり心地、歩き心地・・・
「心地」やな。心地よい香り、もか。
見えない分いろんな感覚が研ぎ澄まされて
いるだろし。娘さんも「できるだけ木」が
希望だったし。全面杉で!となりました。
風呂上りのほんま幸せそうなお父さんと、
お父さんを支えている娘さんと、うれしい
乾杯でした。
設計者冥利に尽きます。
ところで今朝の一枚。
いつも通る道でも見えてないものがいっぱい
あるなあ。