を、講義にかえてました休講分の。文理大の。
シンポ明けの講義前に学生の一人が、
「大学入って一番楽しい時間でした」と、目を
輝かせて言うてくれました。
倉方先生の建築への「まなざし」が、学生たちの
閉じかけた「建築心」をゆすったのではないかと。
三世代の各代表が登壇して話題提供をして、徳大の
田口先生(倉方先生とは早稲田の先輩後輩)の構成で
倉方先生の話をききだしたり意見交換したり。
それが単なる応答に終わらなかったのは、倉方先生の
「まなざし」を通した、「個人の建築史」の読み解きと、
各世代の差異の「読み合わせ」ともいうべき解説が
面白くて。みんな聞き入ったもんな。
切れ味鋭くぶったぎるイメージの倉方先生なのに、
え、ほな、ぶった切るだけのものがなかったという
こと?・・・かもしれないなとも思いつつ。
地域地域の建築家の果たすべき職能。
その時代を引っ張る建築家。
これらを、見方を変えて評価されているのだとしたら
もっともだと思ったり、あかんあかん!と思ったり。
そういう意味で目を覚ました建築家も多かったはず。
と、思いたい。
おのおのをきちんと評価する。相互にする。
我彼の違いをちゃんと認識して、全体も見てみる。
とうことをちゃんとすることで、徳島の建築文化が
見えてくるんですよ、という種をまいて下さった。
ということを共有しましょう。(私説)
学生の感想も、それを聞いて考えたことも、そんな
あたたかみのあるものでした。