vol.04が届いていました。
青いのは2012年に出た第3弾
「徳島の建築家と建てた家」・・・
建てようネットが立ち上がる準備段階からずっと
支えてきてくれた白井さんの部署がかわることに
なって、その最後の仕事としてまとめた渾身の一冊。
「建てた」というところに白井さんの気持ちが
こめられてます。
後を引き継いだ金本さんによる第4弾は「建てる家」。
いくぞ!!という気迫ですねこちらは。
ついでにいうと「第3弾」と「vol.04」てとこにも
二人のカラーが出てますよね。
うっとこの紹介では
「徳島県建築士会事前復興WG」としてみんなで
取り組んだ事前復興プロジェクト「こうのすまい」
と、緊急住宅試行「内原の風社」をとりあげて
もらいました。
リフォーム特集では佐那河内の「嵯峨のいえ」を。
お子さんも二人が四人に。みんなで手を”加えて”
味わい深くなってましたねーうれしいことです。
他、
「太平の風井戸」
「巡るいえ」
「みかん畑のいえ」
「T邸(竹清文化村)」
が紹介されています。と、宣伝はさておき。
...
トミヤンの設計した家が四軒出ているんです。
初代白井さんのことが大好きだったトミヤン。
二代目金本さんのはじめての特集本に花を
添えてあげようとしたんかいな。
しかし、最晩年のトミヤン、自由自在です。
ここにはないけど「眉山を臨む家」あたりから
の、「想いが形になる」期(勝手に命名)に
入ってからのトミヤンの建築はすごかった。
トミヤンの外弟子を勝手に自認する設計者と
しては、このvol.04は重いです。
宝物です。
最後の「路地を愉しむ家」の記事はトミヤン
の最後の内弟子埴淵さんが校正してコメント
も載せています。これがおくることばやな。
雨ですわ外は。