矢を的に向かって射る。
でもこの矢は決して的に届きません。
なぜでしょう?
答え
的に届くためには、射ったところから
的までの距離の半分のポイントを通過
しなければならない。
「ふむふむ」
次に、残った距離の半分のポイントも
通過しなければならない。
「おお?」
半分の半分の半分の・・・
どこまでいってもゼロにはならない。
つまり、矢は決して的には届かない。
という。
「境界」というはっきりしたものは
なくて、そもそも射った弓矢と的すら
ほないに確実なものでないんよなあ。
それぞれの周辺や、二つのものの間
の無限のポイントもぜんぶひっくるめ
「ある」。としないと不自由やな。
写真はうっとこの亀のジェームス。
どっち向いてもおんなじ、丸いたらい
に、永遠を感じとるものか、そろそろ
おかしいになんりょれへんのかな。
たまにテラスに放してあげよるけど
踏まんようにせなな。と、そこには
猛烈な現実もあるよな。
秋やな。